新たなゴミの最終処分場の建設を計画している静岡県富士市は、住民の理解が進んでいないとして、9月議会に予定していた関連の予算案の提出を、11月議会に延期したことが分かりました。

富士市は稼働中のゴミの最終処分場が満杯となることから、新たな処分場の建設を計画していて、ゴルフ場から土地を購入し、2028年に稼働させる予定です。

今年6月から周辺住民を対象に説明会を開いていますが、富士市は住民の理解が進んでいないとして、9月議会に予定していた関連の予算案の提出を延期し、11月議会に提出することを決めました。

富士市　小長井義正市長
「当初は、できれば9月議会の冒頭で補正予算という形で提案して、議会の審議をもらおうと思ったが、まだそういう段階にならなかった。いったんあきらめた」

市は今後も住民説明会などを通じ、理解を求めていく方針です。

【※dmenuニュースより転載】